研究支援者 · 長岡技術科学大学
Handityo Aulia Putra
脳と機械は、どこまで互いを分かり合えるのか。
ハンディティヨ アウリャ プトラ · 博士(工学) · 脳画像解析 × 機械学習 × ヒューマンコンピュータインタラクション
大規模な脳MRIデータを機械学習で解析し、運転の安全性や疲労感、注意の個人差がどこから来るのかを調べています。もう一方の軸は脳波(EEG)実験と空気圧インタフェースの設計で、人が技術と実際にどう関わっているのかを、行動そのものから捉えようとしています。
- 15+査読付き論文
- 9筆頭著者の論文
- N1日本語能力試験
概要
工学から出発し、好奇心に引かれて脳へ
脳科学、機械学習、HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)。この三つが重なるところに私の研究があります。長岡技術科学大学では大規模な構造MRIを機械学習で解析し、脳の部位ごとの灰白質量が運転の安全性や疲労感、注意の個人差とどう結びつくのかを追っています。高知工科大学、ATR、岩手医科大学との長年の共同研究から生まれた成果は、Frontiers in Aging Neuroscience、Scientific Reports、Frontiers in Behavioral Neuroscienceなどの学術誌に発表してきました。
出発点はインドネシアのバンドン工科大学、電気工学でした。そこから大韓民国でネットワークシステムの研究に進み、日本では空気を使ったインタラクションで博士(工学)を取得しています。MRI装置の中でも動く空気圧入力・触覚デバイスを、自分で設計して作りました。その後の5年間は啓明大学校の助教として、授業と学生指導、そしてゲーミフィケーションの研究に携わっています。
こうした回り道が、いまの研究の進め方をつくっています。人が再現できる解析手順を書くこと。数字を誇張しない統計。必要なら自分で作れるハードウェア。そして、他の研究者が実際に使えるかたちで道具を残すこと。仕事で使う言語は日本語(JLPT N1)を含めて4つです。
- 職名研究支援者
- 所属長岡技術科学大学 電気電子情報工学専攻
- 兼任インドネシア国防大学 招へい講師(2024年〜)
- 学位博士(工学)— 高知工科大学(2016年)
- 所在地日本・新潟県長岡市
- 専門脳画像解析 · 機械学習 · EEG · HCI · 運転安全性
- 言語インドネシア語 · 英語 · 日本語(JLPT N1) · 韓国語
- ORCID0000-0002-1218-9977
研究分野
4つのチャンネル、ひとつの問い
人と機械の協働は、どうすれば測れて、どうすれば良くなるのか。
Ch · Fz — frontal
脳画像解析と機械学習
数千人規模のコホートの構造MRIをVBMで解析し、そこに解釈可能な機械学習(特徴選択、回帰、SHAP)を重ねます。部位ごとの灰白質量が、運転の安全性や疲労感、ADHD特性とどうつながるのかを見ています。
Ch · Cz — central
ブレイン・コンピュータ・インタラクション
フィッツの法則を土台にした、運動遂行の脳波研究です。計測はLSLで同期させ、高齢者疑似体験スーツを併用します。3.0 T装置の中で評価したfMRI対応の空気圧インタフェースも、この流れから生まれました。
Ch · Pz — parietal
HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)
空気を使った入力と触覚フィードバック、遊びの要素を取り入れたフィジカルコンピューティング、そして実験プラットフォームづくり。ブラウザだけで完結する妥当性確認済みのWeb質問紙(NASA-TLX、SUS、SSQ ほか)もここに入ります。
Ch · Oz — occipital
交通安全と人間工学
高齢ドライバーの実車評価と脳構造の関連、職種による疲労のちがい、そして運転行動の安全性。目指しているのは一つで、人が安全に運転を続けられる年数を延ばす、実用的なバイオマーカーを見つけることです。
職歴
研究の歩み
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2024年4月 — 現在
研究支援者
長岡技術科学大学 — 日本・長岡市
電気電子情報工学専攻で、大規模な脳MRIデータの機械学習解析を担当しています。並行して、運動機能の加齢変化を扱うEEG × フィッツの法則の研究も進めています。
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2024年4月 — 現在
招へい講師
インドネシア国防大学 — インドネシア
サイバー防衛工学の大学院課程(Program Studi Rekayasa Pertahanan Siber)で講義を担当。日本での研究職と兼任しています。
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2022年12月 — 2024年3月
特任助教(プロジェクト)・研究員
高知工科大学 — 日本・高知県
情報学群 知能情報学研究室に所属。ATRと岩手医科大学の共同研究者とともに、構造MRIと運転安全性の研究にあたりました。
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2017年9月 — 2022年8月
助教
啓明大学校 — 大韓民国・大邱
5年間、授業と研究、学生指導にあたりました。ゲーミフィケーションを取り入れたフィジカルコンピューティングシステムもこの時期のものです。同じ期間、高知工科大学 交通医学研究室の客員研究員も遠隔で兼任していました(2017–2022年)。
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2016年10月 — 2017年8月
客員研究員
高知工科大学 交通医学研究室/Center for Human-Engaged Computing
ヒューマンコンピュータインタラクションと交通医学のあいだで、脳MRIと運転行動を研究しました。
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2013年10月 — 2016年9月
博士課程(博士(工学))
高知工科大学 Center for Human-Engaged Computing
学位論文: A Study of Air-Based Interaction: Input and Haptic Feedback — 空気圧入力および触覚デバイス。3.0 T装置内で評価したfMRI対応インタフェースを含みます。
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2011年9月 — 2013年8月
修士課程(修士(工学))
金烏工科大学校 — 大韓民国・亀尾
IT融合工学専攻。戦闘管理システムにおけるData Distribution Serviceについて、ノード探索方式とQoS設定を研究しました。
学歴
学位
博士 · 2016年
博士(工学)
高知工科大学(日本)。学位論文: A Study of Air-Based Interaction: Input and Haptic Feedback.
修士 · 2013年
修士(工学) IT融合工学
金烏工科大学校(大韓民国)。戦闘管理システムにおけるDDSのノード探索方式とQoS設定に関する修士論文。
学士 · 2011年
学士(工学) 電気工学
バンドン工科大学(インドネシア)。制御工学を専攻し、生体医工学を副専攻。
研究資金
研究費
外部資金 · 研究代表者
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
脳ドックの大規模MRIデータを用いた疲労感の脳神経基盤探求 研究代表者(単独)。2025年度から2027年度まで、総額4,680,000円。研究分担者は長岡技術科学大学、ATR、岩手医科大学に所属しています。
外部資金 · 研究分担者
RIIM Kompetisi (BRIN-LPDP)
Pengembangan Sistem Structural Health Monitoring Berbasis MEMS Sensors pada Mobile Devices dan IoT untuk Mitigasi Resiko Gempa pada Bangunan(建物の地震リスク低減に向けた、モバイル端末とIoTを用いるMEMSセンサーベースの構造物ヘルスモニタリングシステムの開発) 研究分担者として参加。2026年から2028年までの3年間で総額439,000,000ルピア(初年度は115,000,000ルピア)が交付されます。
スキル
研究基盤
研究手法
機械学習とデータ
エンジニアリング
言語
教育と学会活動
研究室の外で
教育
大学における教育
啓明大学校の助教として5年間(2017–2022年)、10科目をすべて英語で担当しました。大学院の機械学習やUser-centered Software Designから、ゲームプログラミングやJavaまで幅があります。どの授業でも、手を動かすデータ解析とフィジカルコンピューティング、そして実験の組み立て方を中心に据えてきました。博士課程学生1名の副指導、学部の卒業研究の指導、Telkom Universityでの学外副指導(2021年)も担当しています。2024年からはインドネシア国防大学のサイバー防衛工学課程で招へい講師を務めています。
編集委員
学術誌の編集業務
アソシエイトエディター: The South East Asian Journal of Advance Engineering and Technology 編集委員: Journal of Computer Networks, Architecture and High Performance Computing.
査読
査読活動
査読者として登録: Journal of Mechatronics, Electrical Power, and Vehicular Technology(インドネシア国立研究革新庁(BRIN)発行、DOAJ収録)。査読を担当・完了した学術誌: BMC Public Health, BMC Psychology, Discover Neuroscience, Structural and Congenital Heart Disease, and the Indonesian Journal on Computing.
学会・コミュニティ
学会所属とコミュニティ活動
ACM SIGCHIと日本ヒト脳マッピング学会に所属しています。2025年からは在新潟インドネシア留学生会(PPI Niigata)の副会長を務めています。在韓インドネシア人研究者協会(APIK)では広報・コミュニケーション責任者を務め、現在は会員です。2014年から2016年までは在高知インドネシア留学生会(PPI Kochi)の会長でした。
お問い合わせ
共同研究のご相談
脳画像解析や機械学習、人間中心の技術について、共同研究や査読のご相談、雑談まで歓迎します。ご連絡は次の方法が確実です。